スタックモールド鋳造法による製造技術の開発が経済産業賞製造産業局長賞を受賞

2022.11.09

アイシン高丘株式会社は、2022年11月4日(金)一般財団法人素形材センターより、第38回素形材産業技術賞 経済産業省製造産業局長賞を受賞いたしましたのでお知らせいたします。

素形材産業技術賞は、1985年に創設された賞で、素形材産業の技術力の向上に寄与した優れた技術と開発した者が表彰されます。過去5年以内に開発され、実用化の実績がある技術が対象となっています。
賞の種類は、経済産業大臣賞、中小企業庁長官賞、経済産業省製造産業局長賞、素形材センター会長賞、素形材産業技術表彰委員会特別賞の5種類と奨励賞があり、今回アイシン高丘は、経済産業省製造産業局長賞を受賞いたしました。

今回受賞した技術である「スタックモールド鋳造法による自動車用大型ブレーキ部品製造技術の開発」は、金枠を用いず生砂主型を6段積み重ねて鋳造する技術です。
自動車の電動化(HV、PHEV、BEV)に伴う電池搭載により車両重量は増加傾向であり、それに伴いブレーキディスク等の鋳造部品も大型化(大径化)しています。従来の鋳造法では鋳型当たりの製品数が低下し生産性の悪化が予想され、また、単純な大型生産ライン導入では設備投資、ランニングコストの増加を招きます。
そこで今回、大型ブレーキディスクでも生産性の悪化を伴わないスタックモールド鋳造法(6段の積層造型)を開発し、ブレーキディスク中央インロー部を鋳造方案に用いることでコンパクト且つ、高歩留まりな大型ブレーキディスクの量産化を実現しました。

アイシン高丘は、今後も最先端の技術開発によって、お客様のニーズにお応えし、ものづくりの発展に寄与してまいります。

■表彰式(一般財団法人 素形材センターにて)

■受賞者(左から、鋳造生技部・生技革新推進部 花井、音無、萩原、角井、池上、新海)